シカンドラ【Sikandra】
インド北部、ウッタルプラデシュ州の都市アグラの郊外にある町。市街中心部より北西約10キロメートルに位置する。ロディー朝時代に建設。ムガル帝国第3代皇帝アクバルが眠る霊廟(アクバル廟)があることで...
しき【史記】
中国の二十四史の一。黄帝から前漢武帝までの二千数百年にわたる通史。前漢の司馬遷撰。本紀12・表10・書8・世家(せいか)30・列伝70の全130巻。紀伝体の祖で、注釈書が多数ある。
しきな‐えん【識名園】
沖縄県那覇市にある、中国皇帝からの使節接遇のために造られた琉球王家の別邸跡。沖縄独自の様式の中に中国風の六角堂などを取り入れた回遊式庭園で、完成は尚温(しょうおん)王時代の1800年ごろといわれ...
し‐きょく【紫極】
《天帝の居る所の意の「紫微垣(しびえん)」から》天子の居所。禁中。紫禁。
し‐きん【紫禁】
《天帝の居る所の意の「紫微垣(しびえん)」から》天子の居所。禁中。紫極。
しきん‐じょう【紫禁城】
中国、明・清朝の宮殿。南京のものは明初の1373年、洪武帝(朱元璋)が造営。北京のものは1420年、永楽帝が北京に遷都したときに造営、現在は故宮博物院となっている。1987年「北京と瀋陽の明・清...
し‐ぎょう【司業】
国子監の教授。隋の煬帝(ようだい)の時に置かれ、清代に廃止。今の大学教授にあたる。
しこぜんしょ【四庫全書】
清の乾隆帝の勅命で編まれた中国最大の叢書。紀昀(きいん)らを総纂官として、1781年に完成。古今の書物を集めて筆写した書(著録本)7万9070巻(巻数には異同がある)を、経・史・子・集の4部に分...
しこぜんしょかんめいもくろく【四庫全書簡明目録】
四庫全書所収の著録本の解題を集めた目録。乾隆帝の勅により于敏中(うびんちゅう)らが撰。全20巻。1774年完成。
しこぜんしょそうもくていよう【四庫全書総目提要】
四庫全書所収の著録本と書名のみを記録した存目本の解題を集成した書。乾隆帝の勅により紀昀(きいん)らが撰。全200巻。1782年完成。四庫提要。