しも‐ぼうし【下法師】
雑役などに使われる身分の最も低い僧。中間(ちゅうげん)法師。「弟子の—を呼びて、私語(さきめ)きて物へ遣はしつ」〈今昔・二八・一七〉
しゃく‐し【釈師】
「講釈師」の略。
しゃし【車師】
中国の漢から北魏(ほくぎ)の時代に天山山脈東部にあった国。トルファン盆地に車師前国、その北方に車師後国があった。5世紀半ばころ滅亡。
しゅう‐し【舟師】
《「師」は軍隊》水軍。海軍。
しょう‐し【小師】
1 仏語。具足戒を受けてから10年たたない者。 2 自分の師を、他に対してへりくだっていう語。「としごろ孝道をば、—につけまゐらせたる事にて候」〈著聞集・一五〉
しょうどう‐し【唱導師】
1 説経をして人々を仏道に導く人。 2 法会で、進行の中心となり、先んじて読経し、他の僧を導く僧。導師。
しょうぶ‐し【勝負師】
1 ばくちうち。また、棋士など勝ち負けを競うことを職とする人。 2 失敗する危険のある物事でも、大胆に行える人。「天性の—」
しょうみょう‐し【声明師】
声明に精通している僧。
しょうもん‐じ【唱門師】
中世、祈祷(きとう)・卜占(ぼくせん)や祝福芸能を業とした下級の陰陽師(おんようじ)。室町時代には奈良興福寺に座が結成されたほか、京都など各地に存在し、曲舞(くせまい)・猿楽などの芸能を行ったが...
しょうもん‐じ【声聞師】
⇒唱門師(しょうもんじ)