こうあみ‐は【幸阿弥派】
室町時代以来の御用蒔絵(まきえ)師の流派。初代土岐四郎左衛門道長は足利義政の近習となり、入道して幸阿弥を名のる。以後、子孫はそれを家名とし、19代まで続いた。
こう‐あん【公案】
1 官庁の文書。公文書。 2 禅宗で、参禅者に考える対象や手がかりにさせるために示す、祖師の言葉・行動。 3 工夫。「花はありて年寄りと見ゆるる—、詳しく習ふべし」〈花伝・二〉
こう‐い【綱位】
僧綱(そうごう)の位。古くは僧正・僧都(そうず)・律師。のちに法印・法眼・法橋(ほっきょう)が加えられた。
こう‐えん【口演】
[名](スル) 1 口で述べること。口述。 2 講談師・浪曲師などが語り演じること。また、その演芸。「浪曲を—する」
こうき‐りんしょうけんしゅう【後期臨床研修】
初期臨床研修を修了した医師を対象とする臨床研修。専門分野の医療技術・知識を修得する目的で行われる。後期臨床研修医はレジデント・シニアレジデント・専修医・専門研修医などと呼ばれる。→レジデント
こうぐ‐し【香具師】
1 香具を作り、また、売る人。香具屋。 2 「やし(香具師)」に同じ。
こう‐けい【後継】
1 前任者や師・先輩などから、事業・学問・地位などを引き継ぐこと。また、その人。あとつぎ。「—の内閣」「—者」 2 あとに続くこと。特に、あとから続く軍隊。あとぞなえ。
こうげん‐びょう【膠原病】
人体の結合組織中の膠原線維(こうげんせんい)に特殊な変性の認められる一群の病気の総称。リウマチ熱・慢性関節リウマチ・全身性エリテマトーデス・全身性硬化症・皮膚筋炎・多発性動脈炎など。自己免疫が原...
こう‐こ【曠古】
《「曠」は、むなしくする意》今までに例のないこと。未曽有。前代未聞。空前。「—の大業」「—の戦争」〈花袋・田舎教師〉
こう‐ざ【講座】
1 (カウ‐) ㋐大学院や大学に置かれる研究・教育のための組織。教授・准教授・助教・講師・助手などの人的構成からなる。「仏文学の—を設ける」 ㋑大学で行われる講義をまねた形式の講習会や放送番組。...