けんちゅう‐ちょう【検注帳】
検注の結果を記した帳簿。荘園領主が年貢徴収の基礎とした土地台帳。馬上帳。実検帳。取帳。丸帳。
けん‐ちょう【褰帳】
即位式や朝賀の際、高御座(たかみくら)の御帳(みちょう)をかかげひらくこと。また、その役の女官。とばりあげ。
けんもつ‐ちょう【献物帳】
奈良時代、寺社へ奉納する品物に添えた目録およびその趣意書。
げんきん‐すいとうちょう【現金出納帳】
現金の収入・支出の明細を記録し、残高を明らかにするための帳簿。金銭出納帳。
げんてい‐ちょう【見丁帳】
律令制で、毎年その年の課役を負担する正丁(せいてい)を記入した帳簿。
こうたいじんぐうぎしきちょう【皇太神宮儀式帳】
皇大神宮の行事・儀式など23か条を記した文書。延暦23年(804)宮司大中臣真継・禰宜荒木田公成・大内人磯部小紲らが神祇官に提出したもの。「止由気宮(とゆけぐう)儀式帳」と併せて「伊勢大神宮儀式...
こう‐ちょう【絳帳】
1 赤い色のとばり。 2 《後漢の馬融が赤いとばりを垂れ、その前に弟子をおいて教えたという「後漢書」馬融伝の中の故事から》師の席。学者の居室。
こうみょう‐ちょう【高名帳】
合戦で手柄を立てた者の名を書き留めた帳簿。
こぎって‐ちょう【小切手帳】
小切手用紙をつづり合わせた帳面。
こくさい‐うんずちょう【国際雲図帳】
世界気象機関(WMO)が刊行した雲の分類についての資料。国際的に統一された雲級(国際雲級)という分類法により、10基本形が定められている。