ぬい‐め【縫女】
縫部司(ぬいべのつかさ)に属し、裁縫に従事した女子技術者。また、縫部司が縫殿寮(ぬいどのりょう)に合併後、大蔵省に配属され、幄(あげばり)や幔幕(まんまく)などを裁縫した女官。
へい‐まん【屏幔】
衝立(ついたて)風の幕。幔幕(まんまく)。「御簾(みす)いと青くかけ渡し、—ども引きたるなど」〈枕・二七八〉
まく【幕】
[音]マク(呉) バク(漢) [学習漢字]6年 〈マク〉 1 中を隠すために張る布。覆いの布。「暗幕・煙幕・除幕・段幕・天幕・幔幕(まんまく)」 2 演劇や映画で使う垂れ布。また、演劇の場面の...
まく‐うち【幕内】
1 《江戸時代、将軍の相撲上覧のときに上級の力士が幔幕(まんまく)の中に座を与えられたところから》相撲で、番付の第一段に名が記される前頭以上の力士。幕の内。 2 劇場で、舞台の幕より内側。劇場の...
まん【幔】
縦にだんだらの筋のある幕。幔幕。