きゅうしゅう‐たんだい【九州探題】
室町幕府の職名。足利尊氏(あしかがたかうじ)が鎌倉時代の鎮西(ちんぜい)探題にならい、九州統轄のために置いたもの。応仁の乱以後は名目だけになった。
きゅう‐にん【給人】
1 古代、年給を賜った人。給主。 2 中世、幕府・主家から恩給としての所領を与えられた者。また、領主の命を受けて領地を支配した者。給主。 3 江戸時代、幕府・大名から知行地あるいはその格式を与え...
きゅう‐はん【旧藩】
明治維新後、江戸幕府時代の各藩をさしていった語。
きゅう‐ばく【旧幕】
明治維新後、江戸幕府をさしていった語。「—時代」
きょうかせいか【狂か聖か】
《原題、(スペイン)O locura o santidad》エチェガライの戯曲。3幕。1877年初演。著者の出世作。
きょう‐かのう【京狩野】
江戸幕府の御用絵師として江戸に下った狩野探幽・尚信・安信らの江戸狩野に対し、京に残った狩野山楽の家系のこと。
きょうげん‐かた【狂言方】
1 演能の際に、狂言を演じる人。本狂言・間(あい)狂言・三番叟(さんばそう)などをつとめる。狂言師。 2 歌舞伎の狂言作者のこと。江戸後期には特に四、五枚目の下級作者をいい、立作者の下でせりふの...
きょうげん‐まく【狂言幕】
⇒定式幕(じょうしきまく)
きょうと‐おおばんやく【京都大番役】
鎌倉幕府御家人役の一。幕府が守護・有力御家人を通じて召集、主として六波羅探題が統轄し、内裏諸門の警備などにあたった。
きょうと‐しゅご【京都守護】
鎌倉幕府の職名。京都にあって御家人を統率し、洛中の警備、朝廷との連絡に当たった。文治元年(1185)初めて北条時政が任ぜられ、承久の乱後、六波羅探題に引き継がれた。