かまくら‐おおばんやく【鎌倉大番役】
鎌倉幕府の御家人役の一。遠江(とおとうみ)以東15か国の御家人が交代で鎌倉に上り、幕府の警備および諸門の警固にあたった。鎌倉大番。関東番役。
かまくら‐かいどう【鎌倉街道/鎌倉海道】
鎌倉時代、鎌倉から諸国に通じていた主要道路。上の道(化粧(けわい)坂・瀬田・府中)、中の道(山内・大船・世田谷・府中)、下の道(大船・弘明寺・池上・芝・下総・上総)の三道を主とした。
かまくら‐くぼう【鎌倉公方】
室町時代、鎌倉府において関東8か国と伊豆・甲斐を合わせた10か国を支配した足利(あしかが)氏の称。基氏から、成氏(しげうじ)が古河(こが)に移るまで代々世襲した。関東公方。鎌倉御所。鎌倉殿。→鎌倉府
かまくら‐ごしょ【鎌倉御所】
1 鎌倉幕府の将軍。また、その邸宅。 2 「鎌倉公方(くぼう)」に同じ。
かまくら‐じだい【鎌倉時代】
鎌倉幕府が置かれていた武家政権時代の称。ふつう、文治元年(1185)源頼朝が守護・地頭を設置したときから、元弘3年(1333)北条高時が滅亡するまでの約150年間をいうが、始期については諸説がある。
かまくら‐どの【鎌倉殿】
鎌倉幕府の将軍。特に源頼朝をいう。
かまくら‐ふ【鎌倉府】
室町幕府が東国統治のために鎌倉に置いた機関。その組織は幕府に準じ、長官を公方(くぼう)または御所と呼んだ。正平4年=貞和5年(1349)足利尊氏の二男の基氏を公方に任じ、その後その子孫が継承した...
かまんざ‐どおり【釜座通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。北の下立売通り(京都府庁正面)から南の三条通りに至る。全長約1.2キロ。
かみがた‐すじ【上方筋】
上方方面。また、江戸幕府による区分で、五畿内および近江(おうみ)・丹波・播磨(はりま)の8か国。
かみ‐ぎょう【上京】
京都市北部の三条通り以北の、御所を中心とする地域。
京都市北部の区名。明治22年(1889)の市制で下京区とともに成立、昭和4年(1929)左京・中京・東山各区を、同30年北区を分離。御所・...