きよ‐ばり【清張り/清貼り】
ふすまを張るときに、下地の袋張りの上に、紙や布で上張りをすること。また、その紙や布。
き‐ら【綺羅】
《「綺」は綾織りの絹布、「羅」は薄い絹布の意》 1 美しい衣服。羅綺。「—をまとう」 2 外見が華やかなこと。また、うわべを装い飾ること。「—を張る」「—を競う」 3 栄華をきわめること。権勢の...
綺羅(きら)を飾(かざ)・る
1 華やかに装う。「—・った宴の出席者たち」 2 体裁をつくる。見えを張る。「侍の—・りいかめしく横たへし大小」〈浄・妹背山〉
きり‐がみ【桐紙】
桐材を薄く紙のように削ったもの。紙箱の外面などに張る。
気(き)を張(は)・る
気持ちをひきしめる。また、心を奮い立たせる。気張る。「—・って悲しみに耐える」
くがい‐もの【公界者】
1 世間に出しても恥ずかしくない者。世間に顔出しのできる者。「算置きも—ぢゃ。なぜに打擲(ちゃうちゃく)召された」〈虎寛狂・居杭〉 2 見えを張る者。「傾城は—、五十両の目くさり金取り替へた僭上...
くけ‐だい【絎台】
和裁用具の一。衣服などをくけるとき、布がたるまないように一端を固定して引っ張る道具。掛け台。
くさ‐ぐも【草蜘蛛】
タナグモ科のクモ。体長約1.5センチ、黄灰褐色で暗褐色の斑紋がある。低木や生け垣の間に、トンネル形の住居のある棚網を張る。
くじ‐だくみ【公事工】
[名・形動ナリ] 1 何事も訴訟によって解決しようとすること。特に、自分の利益のために理屈をつけて訴訟を起こすこと。「ことさら—して、筋なき事を書き求め」〈浮・織留・三〉 2 いろいろ理屈を言い...
くち‐がた・い【口堅い】
[形][文]くちがた・し[ク] 1 秘密などを軽々しく他言しない。口が堅い。「—・い男で信用できる」 2 言うことが確かである。「あの—・い人が言うことだから任せよう」 3 言葉強く言い張るさま...