かこ‐ぶんし【過去分詞】
《past participle》分詞の一。動詞の性質をもった形容詞の働きをする。また、助動詞と結びついて完了形・受動態をつくる。
かざ‐はや【風早/風速】
風が強く吹くこと。多く「かざはやの」の形で、風の激しい土地の形容として用いる。「—の三穂の浦廻(うらみ)を漕ぐ舟の舟人騒く風立つらしも」〈万・一二二八〉
かしこ【畏/恐/賢】
《形容詞「かしこい」の語幹から》 1 女性が手紙の終わりに添えるあいさつの語。かしく。男性の用いる「恐惶(きょうこう)謹言」などにあたる語。「あらあら—」 2 恐れ多いこと。もったいないこと。多...
かしこ・む【畏む】
[動マ四] 1 恐れる。「海中(わたなか)を渡るとき、な—・ませまつりそ」〈記・上〉 2 恐れ多いと思う。かしこまる。「千代にも斯くしもがも—・みて仕へ奉らむ」〈推古紀・歌謡〉 3 謹んで承る。...
か‐しん【花唇】
1 花びら。花弁。 2 美人のくちびるの形容。
かたじけな・む【忝む/辱む】
[動マ四]《形容詞「かたじけなし」の動詞化》かたじけないと思う。「みかど助け仕へ奉りたぶ事を、うむがしみ—・み念(おも)ほしめして」〈続紀宣命・二六詔〉
かだま・し【奸し/姧し/佞し】
[形シク]《動詞「かだ(奸)む」の形容詞化。「かたまし」とも》心がねじけている。性質がすなおでない。「—・しきもの朝にあって罪ををかす」〈平家・六〉
かつ‐よう【活用】
[名](スル) 1 物や人の機能・能力を十分に生かして用いること。効果的に利用すること。「学んだ知識を—する」「資料を—する」 2 文法で、語がその用法の違いによって体系的に語形変化をすること。...
かつよう‐けい【活用形】
国語の用言(動詞・形容詞・形容動詞)や助動詞が活用してとる種々の語形。一般に、文語文法では、未然形・連用形・終止形・連体形・已然形・命令形の6種、口語文法では未然形・連用形・終止形・連体形・仮定...
かつよう‐ご【活用語】
活用する単語。日本語では、動詞・形容詞・形容動詞・助動詞の総称。