イッヒ‐ロマン【(ドイツ)Ich-Roman】
《イッヒは「私」の意》主人公が一人称で自身の体験や生活を語る形式の小説。19世紀初めのドイツ文学に流行した形式。ゲーテの「若きウェルテルの悩み」など。一人称小説。
いなり‐どりい【稲荷鳥居】
鳥居の形式の一。柱と島木(しまぎ)との間に台輪(だいわ)を入れ、柱下に亀腹(かめばら)をつけたもの。稲荷神社で用い、柱の下部を黒塗り板木で巻いて、他を朱塗りとする。→台輪
い‐ばやし【居囃子】
能の演奏形式の一。主として1曲の後半をシテと地謡・囃子とで舞なしで演奏する。⇔舞囃子。
イベント‐ドリブン【event-driven】
コンピューターのプログラムにおける実行形式の一。ユーザーや他のプログラムが実行した操作(イベント)に応じて処理を行う。イベント駆動型プログラミング。
いみ‐ネットワーク【意味ネットワーク】
単語や概念を、それぞれが意味する関連性の有無や強弱によって結びつけ、グラフ化したもの。ある二つの単語に共通点があるかどうか、同一概念に属しているかなどを定義づけることで、意味を直接理解しないコン...
イメージ‐セッター【image setter】
商業印刷物向けの高解像度の印刷機器。入力データとして、ポストスクリプト形式が利用されることが多い。
イライザ【ELIZA】
最初期の自然言語処理プログラムの一つ。単純な構文解析と回答パターンを用いて、対話形式でテキストのやりとりができる。1966年に米国のコンピューター科学者J=ワイゼンバウムが開発。名称は、ショーの...
いり‐もや【入母屋】
屋根の形式の一。上部は切妻(きりづま)造りのように二方へ勾配(こうばい)をもち、下方は寄せ棟造りのように四方へ勾配をもつもの。寺院などに多い。
いれ‐じち【入れ質】
中世に広く行われた不動産質入れの形式の一。金銭・米などを借りるとき、担保として質入れされた不動産は質取人(債権者)が自分で領有し、これから上がる利益を収得する権利をもつもの。→差し質
いんが‐りつ【因果律】
哲学で、すべての事象は、必ずある原因によって起こり、原因なしには何ごとも起こらないという原理。物理学では、どの形式で事象を記述するかによって意味が異なる。古典物理学では、哲学と同じくすべての事象...