ひえ‐づくり【日吉造(り)】
神社本殿形式の一。切妻(きりづま)造りの正面と両側面とに1間ずつの庇(ひさし)をつけ、背面に縋破風(すがるはふ)をつけたもの。滋賀県の日吉大社本殿が典型。聖帝(しょうてい)造り。ひよしづくり。
ひこいちばなし【彦市ばなし】
木下順二の戯曲。彦市話を題材とする民話劇。昭和21年(1946)発表。狂言、歌舞伎、舞踊劇など、さまざまな形式で上演されている。
ひ‐しんわか【非神話化】
新約聖書を時代的に制約された表現形式や世界像から解放し、その本質的内容を近代的実存の立場で理解・説明しようとする聖書の解釈法。ドイツのブルトマンが唱えた。
ひつじかいのおうさま【羊飼いの王様】
《原題、(イタリア)Il rè pastore》モーツァルトのイタリア語によるオペラ。全2幕。1775年にザルツブルクで演奏会形式で初演。牧歌的な旋律のアリアが有名。イルレパストーレ。
ひつぜん‐はんだん【必然判断】
論理学で、判断の様相の一。主語と述語の関係が必然性をもつことを示す判断。「sは必ずpである」という形式をとる。→実然判断 →蓋然(がいぜん)判断
ひてい‐はんだん【否定判断】
論理学で、主語と述語とが否定関係に立っている判断。「sはpでない」という形式をとる。⇔肯定判断。
ひな‐がた【雛形/雛型】
1 実物を小さくかたどって作ったもの。模型。「新空港の—」 2 形式・様式を示す見本。特に、書類などの決まった書き方を示すもの。書式。「申請書の—」
ひもつき‐えんじょ【紐付き援助】
政府開発援助(ODA)で、開発プロジェクトに必要な資材や役務等の調達を援助供与国に限定する援助形式。タイド援助。
ひゃく‐いん【百韻】
連歌・俳諧で、100句を連ねて一巻きとする形式。懐紙4枚を用い、初折(しょおり)は表8句・裏14句、二の折・三の折は表裏とも各14句、名残の折は表14句・裏8句を記す。
ひゃっか‐じてん【百科事典】
人類の知識の及ぶあらゆる分野の事柄について、辞書の形式に準じて項目を立てて配列し、解説を加えた書物。