火(ひ)が付(つ)・く
1 燃えはじめる。引火する。 2 ある事がもととなって、騒ぎ・事件などがもちあがる。「怒りに—・く」「紛争に—・く」 3 影響が身に及んでほうっておけない状態になる。「足もとに—・く」 4 勢い...
ひき‐ず・る【引き摺る】
[動ラ五(四)] 1 地面などをすって引いて行く。「下駄を—・って歩く」 2 長い物を垂らして地面などに触れさせる。「裾を—・る」 3 無理に連れて行く。「交番に—・って行く」 4 故意に長引か...
ひ‐ケインズこうか【非ケインズ効果】
政府による財政支出の削減や増税が、国の景気やGDPにプラスの影響を与えるという現象。人は将来の予測に基づいて行動することから、国の財政赤字が深刻な場合には、財政支出や減税が将来の増税を意識させ、...
ひさいローンげんめん‐せいど【被災ローン減免制度】
東日本大震災の影響で、住宅ローンなどの返済が困難になった人を対象とする私的整理制度。義捐(ぎえん)金や支援金のほかに原則として500万円までの現預金を手元に残し、残りの現貯金と土地の買い上げ代金...
ひシールド‐ケーブル【非シールドケーブル】
《unshielded pair》導線を覆う絶縁体と外側の被膜の間に、導体の箔や網をもたないケーブルの総称。外部からのノイズの影響を受けやすいが、柔軟性に富み、低価格のものが多い。→非シールドツ...
ヒステリシス【hysteresis】
1 物質の状態が、現在の条件だけでなく、過去の経路の影響を受ける現象。特に磁気ヒステリシスをさすが、固体の弾性変形などについてもいう。履歴現象。 2 《1から転じて》過去の出来事の影響が、経済構...
ひずみ【歪み】
1 物体に外力を加えたときに現れる形状または体積の変化。ねじれ・ゆがみ・ちぢみなど。 2 物事の進行する途中で欠陥の生じること。また、その欠陥や悪影響。「政策の—を是正する」 3 テレビ・オーデ...
ひ‐せんとうちいき【非戦闘地域】
武力を用いた争いが行われていない場所。 [補説]日本の安全保障体制に関する議論では、自衛隊の海外における活動範囲を表す用語として使用される。周辺事態法では「現に戦闘行為が行われておらず、かつ、そ...
ひつじかい‐えいせい【羊飼い衛星】
惑星の環の近傍を公転し、構成粒子に力学的な影響を及ぼし、環の形状を維持するはたらきをもつ衛星。名称は群れから羊が離れないように見張る羊飼いになぞらえたもの。土星のF環付近をめぐる第16衛星プロメ...
ひでんり‐ほうしゃせん【非電離放射線】
原子や分子を電離する作用をもたない、または作用が小さい電磁波。国際放射線防護委員会(ICRP)の定義では、電波・赤外線・可視光線・近紫外線など、比較的エネルギーの小さい電磁波を指す。携帯電話・テ...