じょ‐びらき【序開き】
1 物事の始まり。発端。「日本の外交の—でこそあれ」〈福沢・福翁自伝〉 2 江戸時代の歌舞伎で、三番叟(さんばそう)・脇狂言の次に演じられた一番目狂言の最初の一幕。本筋と無関係な短い喜劇で、下級...
じょ‐ゆう【女優】
女性の俳優。女役者。⇔男優。
すおう‐ぬぎ【素襖脱ぎ】
室町時代、猿楽の能で、観客が祝儀として素襖を脱いで役者に与えたこと。翌日、役者はそれを客の家に行って返すと金銭がもらえた。
すっぽん【鼈】
1 カメ目スッポン科の爬虫(はちゅう)類。淡水産のカメで甲長約35センチ。甲はほぼ円形で軟らかく、暗青灰色。くびが長く、吻(ふん)部は管状。あごの力が強く、よくかみつく。北海道を除く日本各地、朝...
スーツ‐アクター
《(和)suit+actor》特撮番組などで、ヒーローの衣装や怪獣の着ぐるみなどを身につけて演技をする役者。
せい‐たん【正旦】
1 1月1日の朝。元旦。 2 《「旦」は女形の意》中国の演劇で、賢母・節婦などを演じる立女形(たておやま)の役者。
せり‐だ・す【迫り出す】
[動サ五(四)] 1 前の方に出っ張る。つき出てくる。「腹が—・す」「観衆が道路に—・す」 2 隠れていたものが表面に出てくる。「次第と現実世界に—・して来る」〈漱石・虞美人草〉 3 上または前...
せんげんひとつ【宣言一つ】
有島武郎による評論。大正11年(1922)発表。プロレタリア文学の立役者たる第四階級者と、自らの立ち位置の違いに起因する、文学者としての苦悩を吐露したもの。当時の文壇に論争を巻き起こした。この論...
せんりょう‐やくしゃ【千両役者】
《1年間の給金を千両とるほどの役者の意》 1 技芸・風格ともに備わった人気役者。 2 技量にすぐれ、きわだった活躍をして周囲を魅了する人。「サッカー界の—」
ぜっ‐く【絶句】
[名](スル) 1 話や演説の途中で言葉に詰まること。また、役者が台詞(せりふ)を忘れてつかえること。「感情が高ぶって—する」 2 漢詩の詩体の一。起・承・転・結の4句からなり、1句が5字の五言...