あと‐がま【後釜】
1 前の人に代わって、その地位に就く人。後任者。「人を陥れて—にすわる」 2 のち添いの妻。後妻(ごさい)。
あと‐ばら【後腹】
1 産後の腹痛。 2 事がすんだあとに生じる、出費などの障害・苦痛。 3 後妻の産んだ子。⇔先腹。
往(い)に跡(あと)へ行(ゆ)くとも死(し)に跡(あと)へ行(ゆ)くな
《「往に跡」は、先妻と離婚したあと。「死に跡」は、先妻と死別したあと》先妻が離縁されたあとへ後妻にいくのはよいが、先妻と死別したあとへ後妻にいくのはやめたほうがよい。死別した妻には夫の愛情が残っ...
うつせみ【空蝉】
源氏物語第3巻の巻名。光源氏17歳。源氏が空蝉の寝所に忍びこむが拒まれることなどを描く。 源氏物語の登場人物。衛門督(えもんのかみ)の娘。伊予介(いよのすけ)の後妻。源氏の贈った歌によってこ...
うわなり【嫐】
歌舞伎十八番の一。後妻(うわなり)打ちの風習を題材としたもので、原形は元禄12年(1699)江戸中村座上演の「一心五界玉(いっしんごかいのたま)」にある。
うわなり‐うち【後妻打ち】
1 本妻が後妻(うわなり)を嫉妬して打ちたたくこと。「あらあさましや六条御息所(ろくでうのみやすどころ)ほどの御身にて、—の御振る舞ひ」〈謡・葵上〉 2 室町時代、離縁になった先妻が後妻をねたん...
うわなり‐ねたみ【後妻嫉妬】
前妻(こなみ)が後妻(うわなり)をねたむこと。また、広く女どうしの嫉妬をもいう。「その神の嫡后(おほきさき)須勢理毘売命(すせりびめのみこと)、いたく—し給ひき」〈記・上〉
えちご‐つまり【越後妻有】
新潟県十日町市と津南町からなる地域。里山が残り、棚田の景観で知られる。3年に1度、国際的な芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が行われる。
けい‐さい【継妻】
後妻。のち添いの妻。
けい‐しつ【継室】
後妻。のちぞい。