おい‐つ・く【追(い)付く/追(い)着く】
[動カ五(四)] 1 追いかけて先に出たものに行き着く。「先発隊に—・く」 2 能力・技術などが目標とするものに達する。「先進国の技術に—・く」 3 (多く「おいつかない」の形で用いる)間に合う...
おや・す【生やす】
[動サ四] 1 生えさせる。はやす。「若き時尼になりて、後悔して男をして髪を—・し」〈伽・富士の人穴草子〉 2 陰茎を勃起(ぼっき)させる。「馬めがかの物を—・して」〈咄・きのふはけふ・上〉
かい【悔】
[常用漢字] [音]カイ(クヮイ)(漢) ケ(呉) [訓]くいる くやむ くやしい 〈カイ〉失敗や過ちを残念に思う。くいる。「悔悟・悔恨・悔悛(かいしゅん)/後悔・追悔」 〈ケ〉に同じ。「...
かい‐こん【悔恨】
[名](スル)過ちを後悔して残念に思うこと。「—の情」「是余が非徳の致す所—するとも曷(なん)ぞ及ばん」〈染崎延房・近世紀聞〉
かい‐ご【悔悟】
[名](スル)自分のした事の悪かったことを認めて後悔すること。「前非を—する」
かいしゅんするせいペテロ【悔悛する聖ペテロ】
《原題、(スペイン)Las lágrimas de san Pedro》エル=グレコの絵画。カンバスに油彩。縦125センチ、横108センチ。使徒ペテロがキリストの弟子であることを問われて3度否認...
かい‐な・い【甲斐無い】
[形][文]かひな・し[ク] 1 何かをしただけの効き目、効果が現れない。何をしたところでどうすることもできない。むだだ。「後悔してみても、—・いことだ」 2 値うちがない。取るに足らない。「生...
かき‐ひたし【柿浸し】
柿を切り刻んで酒に浸したもの。一説に、干し柿をすり下ろして水や酒に浸しておいたもの。「—の汁をものの葉につけて参らすれど」〈栄花・後悔の大将〉
かくれ‐な・い【隠れ無い】
[形][文]かくれな・し[ク] 1 隠しようがなく表れている。それとはっきり分かっている。「真(しん)から飛んだ事を云ってしまったとの後悔が、—・く顔にあらわれる」〈左千夫・隣の嫁〉 2 残らず...
かざ‐なみ【風並(み)】
1 風向き。風の吹く方向。「—ハイカガ」〈和英語林集成〉 2 物事のなりゆき。「先刻よりの過言今さら後悔(こうけい)いたすと—直れば両人は蘇生した心地して」〈滑・八笑人・初〉