しん‐じゅう【臣従】
[名](スル)臣下として主君につき従うこと。また、その人。「天地主宰の真君有るを知て之に—し」〈吉岡徳明・開化本論〉
じ‐じじゅう【次侍従】
律令制で、正員の侍従のほかに、八省その他の諸官から四位・五位の中で年功のある者を選任して置いた職。
じ‐じゅう【侍従】
1 君主のそばに仕えること。また、その人。 2 明治2年(1869)以後、宮内省、のち宮内庁内に置かれた侍従職の職員。 3 律令制で、中務(なかつかさ)省に属し、天皇に近侍した官人。おもとびと。...
じゅ【従】
位階を上下に分けたもののうち、下の階級の称。「—五位」⇔正(しょう)。
じゅう【従】
中心に対して、付属的なもの。「内容が主で形式は—だ」⇔主。
じゅう【従〔從〕】
[音]ジュウ(慣) ショウ(漢) ジュ(呉) [訓]したがう したがえる より [学習漢字]6年 〈ジュウ〉 1 後について行く。つきしたがう。「従軍・従者/侍従・臣従・随従・追従」 2 つき...
じゅん‐じゅう【順従/遵従】
[名](スル)さからわず、素直に従うこと。従順。「唯甘じて勅命の儘に—するを真誠の臣道なりと説き」〈加藤弘之・国体新論〉
ずい‐じゅう【随従】
[名](スル) 1 つきしたがうこと。供として行くこと。また、その人。「艦長は…、これに—する指揮官は」〈福沢・福翁自伝〉 2 言われるままに人の意見に従うこと。「先輩の言に—する」
せん‐じゅう【専従】
[名](スル)その仕事だけに従事すること。また、その人。「農業に—する」「組合—者」
そうしゅ‐じんじゅう【草主人従】
「草」すなはち自然を尊重し、人間は自然に従わねばならぬという考え方。江戸時代のものという。出典不詳。