お‐くいぞめ【御食(い)初め】
⇒食い初め
み‐おし【御食し】
《「おし」は「食(お)し物」の略》貴人が飲食すること。また、その飲食物。お食事。「—に進(たてまつ)らしめ給ひき」〈豊後国風土記〉
み‐け【御食/御饌】
神への供物。また、天皇の食事の料。「大—に仕へ奉るとをちこちにいざり釣りけり」〈万・四三六〇〉
みけ‐つ‐かみ【御食津神】
1 食物をつかさどる神。大宜都比売神(おおげつひめのかみ)・保食神(うけもちのかみ)・宇迦御魂(うかのみたま)・豊受大神(とようけのおおかみ)・若宇迦乃売神(わかうかのめのかみ)など。 2 宇迦...
みけ‐つ‐くに【御食つ国】
天皇の食料を献上する国。「—志摩の海人(あま)ならしま熊野の小舟に乗りて沖辺漕ぐ見ゆ」〈万・一〇三三〉
みけ‐つ‐もの【御食つ物】
天皇の食物。「擎(ささ)ぐ所の—」〈雄略紀〉
みけ‐びと【御食人】
死者に供える食物を調理する役の人。
みけ‐むかう【御食向かふ】
[枕]「淡路(あはぢ)」「城上(きのへ)」「南淵(みなぶち)」「味原(あぢふ)」などの地名にかかる。「—淡路の島に直(ただ)向かふ」〈万・九四六〉 [補説]一説に、食膳(しょくぜん)で向かい合っ...