おい‐ご【甥御】
他人の甥を敬っていう語。
おう‐にょうご【王女御】
皇族出身の女御。「—にてさぶらひ給ふを」〈源・少女〉
おお‐み【大御】
[接頭]神・天皇に関する語に付いて、最高の尊敬の意を表す。「—あかし(大御灯)」「—け(大御食)」 [補説]後に、「おほむ」を経て「おほん」「おん」「お」と変化した。
おお‐む【御/大御】
[接頭]⇒おおん
おお‐ん【御/大御】
[接頭]《「おおみ(大御)」の音変化。「おほむ」とも表記》 1 神仏・天皇や貴族に関する語に付いて、高い尊敬の意を表す。 ㋐主体自身や所有の主を敬う場合。「—かみ(大御神)」「—ぞ(御衣)」 ㋑...
お‐ご【御御】
1 台所で炊飯の仕事をする女子。〈日葡〉 2 「おごう」に同じ。「これの—は、ことし二十にこそならるれ」〈咄・醒睡笑・四〉
お‐ごう【御御】
《「おごぜ(御御前)」の音変化かという》他人の妻や娘を敬っていう語。また単に、妻、娘。おご。「いつも—が古着をやるものを」〈虎明狂・米市〉
おじ‐ご【伯父御/叔父御】
おじを敬っていう語。
おとうと‐ご【弟御】
他人の弟を敬っていう語。弟さん。⇔兄御。
お‐み【御御/大御】
[接頭]名詞に付いて、尊敬の意を表す。「—足」「—ぐし」 [補説]「おおみ(大御)」の音変化したものとする説や、尊敬の接頭語「み」の上にさらに「お」を重ねたものとする説がある。母音で始まる語の上...