くんしゅ‐どうとく【君主道徳】
ニーチェの用語。弱者の道徳としての奴隷道徳に対し、権力への意志に基づいて生の充実感にあふれた強者の道徳。
くん‐とく【君徳】
君主としてのすぐれた人柄、徳。
ぐ‐とく【具徳】
徳が備わっていること。また、生来、人徳や才能を備え持っていること。「—の士」
けんい‐どうとく【権威道徳】
権威の命令に基づく他律的道徳。
けん‐とく【乾徳】
1 天子の徳。→坤徳(こんとく) 2 天皇の徳。→坤徳 3 進んでやまない、りっぱな精神。
けん‐とく【倹徳】
質素・倹約の徳。
けんとく【建徳】
南北朝時代、南朝の長慶天皇の時の年号。1370年7月24日〜1372年4月。
けん‐とく【見徳】
1 江戸時代にあった富くじの一。 2 富くじの当たりはずれを占うこと。また、前触れ。前兆。縁起。「手代どもまでに言ひ付け、—の悪い夢をいくらも買ひ」〈黄・金生木〉 3 ⇒賢徳(けんとく)2
けん‐とく【謙徳】
人にへりくだって高ぶらない徳。
けん‐とく【賢徳】
1 賢明で、徳のあること。「—を慕う」 2 (「見徳」とも書く)狂言面の一。犬・牛・馬・蛸(たこ)などの役に使う面。