アンジュアン‐とう【アンジュアン島】
《Anjouan》コモロ諸島東部の島。1975年、グランドコモロ島、モヘリ島とともにコモロ共和国としてフランスから独立したが、再び分離を求める動きがある。中心地は北西岸の港町ムツァムドゥ。16世...
アンタナナリボ【Antananarivo】
マダガスカル共和国の首都。マダガスカル島の中央部の高原上にあり、商工業・交通の中心地。旧称タナナリブ。同国を初めて統一したメリナ朝の都が18世紀末に北西郊のアンブヒマンガから同地に移され、フラン...
アンティオキア【(ラテン)Antiochia】
トルコ南部の小都市アンタキヤの古称。前300年ごろ古代シリア王国のセレウコス1世が首都として建設。のちエルサレムに次ぐ初代キリスト教会の中心地。
アンブディフタチャ【Ambodifotatra】
マダガスカル北東部に浮かぶサントマリー島の町。同島の南西岸に位置し、本土と航路で結ばれる。市場、銀行、観光案内所などが集まる中心地であり、周辺にリゾートホテルが建ち並ぶ。
アンベルク【Amberg】
ドイツ中南部、バイエルン州の都市。ドナウ川の支流フィルス川沿いに位置する。中世より交易と製鉄によって栄え、19世紀までオーバーファルツ地方の中心地だった。城壁に囲まれた旧市街には運河が流れ、ゴシ...
アーミデール【Armidale】
オーストラリア、ニューサウスウェールズ州北東部の都市。同州東部の高原地帯の中心地であり、ニューイングランド大学をはじめ、教育・文化施設の集まる文教都市として知られる。周辺では牧羊・林業が盛ん。
アーメラント‐とう【アーメラント島】
《Ameland》オランダ北部、西フリージア諸島東部の島。北部に砂丘が広がり、南部では牧畜業が行われる。観光保養地としても知られる。行政中心地バルム、本土と航路で結ばれるネス、オランダ東インド会...
いいだ【飯田】
長野県南部の市。伊那盆地南部の中心地。もと堀氏の城下町。水引工芸が特産。西部には茶の湯に最適といわれる湧水、猿庫(さるくら)の泉がある。平成17年(2005)10月、上村・南信濃村を編入。人口1...
いいづか【飯塚】
福岡県中北部の市。江戸時代は長崎街道の宿場町として栄え、明治末から筑豊炭田の中心地。現在は工業・商業が発展。平成18年(2006)3月、筑穂(ちくほ)町・穂波町・庄内町・頴田(かいた)町と合併。...
言(い)うも世(よ)の常(つね)
どう言っても世間並みな平凡なものになってしまい、うまく言い表せない。言えば世の常。「今はとて、おちいりけむ有様、心のうち、見る心地して、悲しきなど—なり」〈狭衣・二〉