い‐ぼう【遺忘】
[名](スル)忘れること。忘却。「人の—を喚び醒(さま)したるものは」〈鴎外訳・即興詩人〉
かいりせい‐けんぼう【解離性健忘】
⇒解離性障害
きゃくしょう‐そくもう【隔生即忘/隔生則忘】
仏語。人がこの世に生まれ変わるとき、前世のことは忘れ去るということ。
ぎゃくこうせい‐けんぼう【逆行性健忘】
⇒ぎゃっこうせいけんぼう
ぎゃっこうせい‐けんぼう【逆行性健忘】
意識障害の起こった時点より以前にさかのぼって思い出すことができない状態。
けん‐ぼう【健忘】
1 よく物忘れすること。忘れっぽいこと。「最近—の気味がある」 2 一定期間内の記憶の一部または全体が想起できない状態。新しい見聞を次々と忘れる前進性健忘と、ある時点から前の記憶を失う逆行性健忘...
ざ‐ぼう【坐忘】
仏語。静座して現前の世界を忘れ、雑念を除くこと。
はい‐もう【廃忘/敗亡】
[名](スル) 1 うろたえること。驚きあわてること。「有繋(さすが)の秀才も頗る—して」〈魯庵・社会百面相〉 2 忘れ去ること。忘却。「御尋ねありけるに、折節—して演(の)べ得ざりければ」〈盛...
び‐ぼう【備忘】
忘れたときのためにあらかじめ用意しておくこと。
ぼう【忘】
[音]ボウ(バウ)(漢) [訓]わすれる [学習漢字]6年 記憶がなくなる。わすれる。「忘恩・忘我・忘却・忘年会/健忘・備忘録」