かえり‐ちゅう【返り忠】
主君に背いて敵方に通じること。裏切り。また、いったん背いた者が、再び忠義を尽くすこと。「—を、真の忠誠だと看ることは、生れ附いた人間の感情が許さない」〈鴎外・大塩平八郎〉
ぐん‐ちゅう【軍忠】
いくさの折に示す忠節。軍功。
けい‐ちゅう【敬忠】
主君をうやまい、忠義を尽くすこと。
こ‐ちゅう【孤忠】
心を同じくする人もなく、たった一人で尽くす忠義。「—を全うする」「—至孝」
し‐ちゅう【至忠】
この上なく忠義なこと。
じゅん‐ちゅう【純忠】
いちずに主君のために尽くすこと。誠忠。
じん‐ちゅう【尽忠】
忠義を尽くすこと。国家や君主に対して真心を尽くして仕えること。
すぎうら‐ただし【杉浦忠】
[1935〜2001]プロ野球選手・監督。愛知の生まれ。立教大でノーヒット・ノーランを記録するなど投手として活躍。昭和33年(1958)南海(福岡ソフトバンクの前身)に入団。翌年38勝をあげてリ...
せい‐ちゅう【誠忠】
[名・形動]真心のこもった忠義。忠義ひとすじであること。また、そのさま。「武勇にして且つ—なり」〈吉岡徳明・開化本論〉
ちゅう【忠】
1 まごころをこめて、よくつとめを果たすこと。「—を尽くしていさめる」 2 君主または国家に対して、まごころを尽くすこと。忠義。忠誠。「—ならんと欲すれば孝ならず」 3 弾正台(だんじょうだい)...