マウリヤ‐ちょう【マウリヤ朝】
《Maurya》古代インド、マガダ国に興った王朝。前317年ごろ、チャンドラグプタがナンダ朝を滅ぼして建設。都はパータリプトラ。第3代アショカ王のころ全盛期となり、インド史上最初の統一国家を築い...
まえかわ‐レポート【前川レポート】
《「国際協調のための経済構造調整研究会報告書」の通称》中曽根内閣の私的諮問機関として設けられた研究会が、昭和61年(1986)に提出。内需主導型の経済成長、輸出入・産業構造の抜本的転換、金融資本...
マニ‐きょう【マニ教】
《Mani》3世紀にペルシアのマニが創唱した宗教。ゾロアスター教を母体とし、キリスト教・仏教の諸要素を取り入れて、光(善)と闇(やみ)(悪)の二元論的世界観を根本に、禁欲的実践による救済を説く。...
マラボ【Malabo】
アフリカ中西部、赤道ギニアの首都。旧称サンタイサベル。ギニア湾東部にあるビオコ島の北岸に位置する港湾都市。1820年代に英国による港が築かれ、ポートクレランスと呼ばれた。その後スペイン領になり、...
マルチパラメーターフェーズドアレイ‐レーダー【multi parameter phased array radar】
2種類の電波(偏波)を同時に発射して雨量を正確に推定するマルチパラメーターレーダーと、広範囲を迅速に観測するフェーズドアレイレーダーを組み合わせた気象レーダー。急速に発達する積乱雲を約30秒間隔...
まんせい‐こつずいせいはっけつびょう【慢性骨髄性白血病】
慢性白血病の一。フィラデルフィア染色体とよばれる遺伝子突然変異により、造血幹細胞に異常が起こり、血球が無制限に増殖する。中年以降に発症することが多い。主症状は極度の疲労感・寝汗・発熱。治療は急速...
みらいとうしにむけた‐かんみんたいわ【未来投資に向けた官民対話】
国際競争の激化や急速な技術革新に対応するために、政府の環境整備と民間投資の方向性について、政府と産業界が認識を共有することを目的として開催された会議体。内閣総理大臣が主宰し、関係国務大臣や産業界...
みんしん‐がく【明清楽】
近世に中国から日本に伝来した俗楽。明楽と清楽とを総称したもので、清楽家が明楽をも演奏するようになり、この名称が起こった。日清戦争以後、急速に衰え、現在は長崎市でわずかに伝承されている。→清楽 →明楽
ムガル‐ていこく【ムガル帝国】
《Mughal》インド史上、最大にして最後のイスラム帝国。1526年バーブルが建国。第3代アクバルは北インド全域を支配下に置き帝国の基礎を確立。第6代アウラングゼーブのとき最盛期を迎えた。その後...
メルケルさいぼう‐がん【メルケル細胞癌】
皮膚の表皮にあるメルケル細胞から生じる、まれな皮膚がん。頭部・顔面・腕など日常的に日光にさらされている部位に好発。白人の高齢者に多い。肌色または赤・紫の硬いしこりができ、急速に増大する。リンパ節...