なだれ【雪崩/傾れ/頽れ】
《動詞「なだる」の連用形から》 1 (雪崩)山の斜面に積もった大量の雪が、急激にくずれ落ちる現象。表層雪崩・全層雪崩に分けられる。《季 春》「夜半さめて—をさそふ風聞けり/秋桜子」 2 斜めにか...
なだ・れる【雪崩れる/傾れる/頽れる】
[動ラ下一][文]なだ・る[ラ下二] 1 (雪崩れる)斜面などに降り積もった大量の雪や土砂などが、急激にくずれ落ちる。「去年は大雪だったよ。よく—・れてね」〈康成・雪国〉 2 一度にどっと動く。...
な‐づけ【名付け】
1 名をつけること。特に、新生児に名をつけること。また、その儀式。ふつう生後7日目に行う。命名。 2 「いいなずけ」に同じ。「—の方より、急々に欲しいと申すにつき」〈浄・今宮の心中〉
など‐て
[連語]《「などい(言)ひて」の音変化》…などと言って。「急ぎ出でぬる—、見えたりし人」〈かげろふ・下〉
ななじゅうにじかん‐の‐かべ【七十二時間の壁】
人命救助に関する用語で、災害発生から72時間を過ぎると要救助者の生存率が急激に低下することを意味する語。72時間は人が水や食料を摂らずに生命を維持できる限界とされる。
なり‐きん【成(り)金】
1 急に金持ちになること。また、その人。「土地—」 2 将棋で、駒が敵陣に入って金将と同じ働きをするようになったもの。
なり‐ぼし【成(り)星】
《「一つ星見つけた、長者になろう」というわらべ唄から生じた語という》急に富貴になること。にわか成り金。できぼし。
なると‐かいきょう【鳴門海峡】
徳島県鳴門市孫崎と兵庫県の淡路島の門崎(とざき)との間の海峡。内海側の播磨灘(はりまなだ)と外洋側の紀伊水道との干満による海面差が大きいことから、潮の流れが急で、渦潮を生じる。昭和60年(198...
ナンディ【Nadi】
フィジー諸島、ビチレブ島西部の都市。同国第3の規模をもつ。国際空港が開設され、デナラウ地区を中心に同国随一の観光地として急速に発展。
難(なん)に臨(のぞ)んで遽(にわ)かに兵(へい)を鋳(い)る
《「晏子春秋」雑上から》戦争が起こってから急いで武器を作る。事が起こってからあわてて準備をしても間に合わないというたとえ。