あか‐はじ【赤恥】
人の前で受けるひどい恥。あかっぱじ。「—をかく」
いき‐はじ【生き恥】
この世に生きているために受ける恥。⇔死に恥。
うす‐はじ【薄恥】
少しばかりの恥。「織り延べを一きれも得ぬわれらさへ—をかく数に入るかな」〈平家・四〉
おお‐はじ【大恥】
ひどく面目を失うこと。赤恥。「人前で—をかかされる」
かいけい‐の‐はじ【会稽の恥】
《中国の春秋時代、越王勾践が呉王夫差と戦って、会稽山で囲まれ、負けて辱めを受けたという「史記」越世家の故事から》敗戦の恥辱。以前に受けたひどい恥。「—をすすぐ」
聞(き)くは一時(いっとき)の恥(はじ)聞(き)かぬは末代(まつだい)の恥(はじ)
知らないことを聞くのは、その場では恥ずかしい思いをするが、聞かないで知らないまま過ごすと、一生恥ずかしい思いをしなければならないということ。問うは一旦の恥、問わぬは末代の恥。
こうがん‐むち【厚顔無恥】
[名・形動]ずうずうしくて恥知らずなこと。また、そのさま。無恥厚顔。
こく‐ち【国恥】
国が受けたはずかしめ。また、国のはじ。国辱。
しに‐はじ【死に恥】
死後に残る恥。「—をさらす」⇔生き恥。
しゅう‐ち【羞恥】
恥ずかしいと思うこと。恥じらい。「—を覚える」