しょ‐いん【書音】
音信。消息。手紙。「久々—ヲ通ゼヌ」〈日葡〉
しょう【小】
1 小さいこと。重要さの程度の少ないこと。また、そのもの。「大は—を兼ねる」「—宇宙」「—企業」⇔大。 2 1か月の日数が、陰暦で30日、陽暦では31日に満たない月。「—の月」⇔大。 3 田畑の...
しょう【消】
[音]ショウ(セウ)(呉)(漢) [訓]きえる けす [学習漢字]3年 1 きえてなくなる。なくす。けす。「消火・消化・消耗(しょうこう)・消耗(しょうもう)・消失・消息・消毒・消費・消滅/解消...
しょう‐そく【消息】
[名](スル)《「消」は陰気のなくなること。「息」は陽気の生じること》 1 人や物事の、その時々のありさま。動静。状況。事情。「その後の—を尋ねる」「政界の—に通じている」 2 状況や用件などを...
しょうそく‐おうらい【消息往来】
手紙の慣例語句を集めた往来物の一。寺子屋の消息文の教科書。
消息(しょうそく)を絶(た)・つ
消息が分からなくなる。行方不明になる。「冬山で—・つ」
しょう‐そこ【消息】
1 「しょうそく(消息)2」に同じ。「忘れで—し給へ」〈大和・六四〉 2 「しょうそく(消息)4」に同じ。「開けむとならば、ただ入りねかし。—を言はむに、よかなりとは誰か言はむと」〈枕・八〉 3...
しょうそこ‐ぶみ【消息文】
「しょうそくぶん(消息文)」に同じ。「いと清げに、—にも、仮字(かんな)といふ物を書きまぜず」〈源・帚木〉
しょうと【兄人】
《「せひと」の音変化》 1 女からみて同腹の兄または弟をいう語。「故母御息所の御—の律師(りし)」〈源・賢木〉 2 兄にあたる人。「公世の二位の—に、良覚僧正と聞こえしは」〈徒然・四五〉
しょうに‐ぜんそく【小児喘息】
小児の気管支喘息。→成人喘息