下種(げす)の後知恵(あとぢえ)
愚かな者は、必要なときは知恵も出ないで、事が過ぎたあとに名案が浮かぶこと。
ご‐けい【互恵】
互いに特別の便宜や利益を与え合うこと。「平等—」
さし‐ぢえ【差(し)知恵】
「入れ知恵」に同じ。〈和英語林集成〉
さる‐ぢえ【猿知恵】
気がきいているようで、実はあさはかな知恵。こざかしい知恵。
三人(さんにん)寄(よ)れば文殊(もんじゅ)の知恵(ちえ)
《文殊は知恵をつかさどる菩薩》凡人でも三人集まって相談すれば、すばらしい知恵が出るものだということ。
し‐けい【施恵】
[名](スル)金品などをめぐむこと。「大臣自ら僧尼に—し」〈田口・日本開化小史〉
じ‐けい【慈恵】
慈愛の心をもって他に恵みを施すこと。また、その恵み。
じん‐けい【仁恵】
思いやりの心と、恵み。
ち‐え【知恵/智慧】
1 物事の道理を判断し処理していく心の働き。物事の筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力。「—を借りる」「生活の—」 2 (智慧)仏語。相対世界に向かう働きの智と、悟りを導く精神作用の慧。物...
つけ‐ぢえ【付け知恵】
他人が助言してつけた知恵。入れ知恵。差し知恵。「側(はた)から—がございますから」〈滑・浮世風呂・三〉