りゅう‐にょ【竜女】
竜宮にいる竜王の娘。特に、沙羯羅(しゃがら)竜王の娘。8歳で悟りを開き、男子に生まれ変わって成仏したという。
れいだん‐じち【冷暖自知】
仏語。真の悟りは自分で感得するものであるということを、水の冷暖を自分で手を入れてみて知ることにたとえていう語。
ろく‐そく【六即】
天台宗で、究極の悟りに至る六段階。理即・名字即・観行即・相似即・分真即・究竟即。
ろくや‐おん【鹿野苑/鹿野園】
《(梵)Mṛgadāvaの訳》中インドの波羅奈国にあった林園。釈迦が悟りを開いてのち初めて説法し、五人の比丘(びく)を導いた所。現在のバラナシ北郊のサールナートにあたる。鹿苑。鹿(しか)の苑(その)。