だ‐しん【打診】
[名](スル) 1 医者が患者の胸や背などを指先や打診器でたたき、その音で診察すること。 2 相手の意向を確かめるために、前もってようすをみること。「各人の意向を—する」
ダンピング‐しょうこうぐん【ダンピング症候群】
胃を手術で切除した患者の食後に起こる悪心(おしん)・嘔吐(おうと)・脱力感・動悸(どうき)・発汗などの一連の症状。食物が急速に小腸に移動することによる。
ちいき‐がんとうろく【地域癌登録】
都道府県や市町村といった地域を対象に、その地域に居住する癌患者の情報を登録して整理すること。癌の種類・進行度、治療内容、年齢・性別、罹患率、生存率などのデータを蓄積して、地域や国の癌予防・癌治療...
ちいきほうかつしんりょう‐かさん【地域包括診療加算】
診療報酬の項目一つ。高血圧症や糖尿病など複数の慢性疾患をもつ患者に対し、診療所の医師が主治医(かかりつけ医)として継続的に診療を行う場合に、診察の回数に応じて請求できる。平成26年(2014)創...
ちいきほうかつ‐しんりょうりょう【地域包括診療料】
診療報酬の項目一つ。高血圧症や糖尿病など複数の慢性疾患をもつ患者に対し、診療所や中小規模の病院の医師が主治医(かかりつけ医)として継続的に診療を行う場合に、月単位の定額報酬として請求できる。平成...
ち‐けん【治験】
1 治療のききめ。治療の効験。 2 《「治療試験」の略》製薬会社で開発中の医薬品や医療機器を患者や健康な人に使用してもらい、データを収集して有効性や安全性を確認する試験。試験は国の基準を満たした...
ちゅう‐しょう【抽象】
[名](スル)事物または表象からある要素・側面・性質をぬきだして把握すること。⇔具象/具体。→捨象「この統計からは単にそういうようなことを—して」〈梶井・のんきな患者〉
ちょう‐しん【聴診】
[名](スル)医師が患者の体内で発生する音を聴き取り、診断すること。
ちょうしん‐き【聴診器】
聴診に用いる器具。1819年、フランスの医師ラエネックが考案し試用。患者のからだに当てる部分と医師が耳に当てる部分と、それをつなぐ管とからなる。
ちょうじかんビデオのうはモニタリング‐けんさ【長時間ビデオ脳波モニタリング検査】
てんかんの検査の一つ。数日から1週間程度、患者を24時間、ビデオで撮影しながら脳波を記録する。発作が起きた時の症状と脳波の変化を同時に確認できるため、てんかんの診断やてんかん焦点の特定に役立つ。...