けん‐あく【険悪】
[名・形動] 1 表情や性質がとげとげしくなること。また、そのさま。「—な顔つき」 2 状況などが悪化して油断ができないこと。また、そのさま。「—な空模様」「両国の関係が—になる」 [派生]けん...
けん‐お【嫌悪】
[名](スル)憎みきらうこと。強い不快感を持つこと。「不正を—する」「—感」「自己—」
げん‐あく【元悪】
悪人のかしら。元凶。
こう‐お【好悪】
好むことと憎むこと。好き嫌い。「—が激しい」「—の念」
こく‐あく【酷悪】
[名・形動]むごく非道なこと。また、そのさま。
こんぽん‐あく【根本悪】
《(ドイツ)radikales Böse》カントの用語。自己愛(ナルシシズム)の衝動に従おうとする生まれつきの傾向。一切の悪への性癖の根源をなすもので、道徳法則による善の原理によってこの悪の原理...
ご‐あく【五悪】
仏語。教えに背く五つの悪事。殺生(せっしょう)・偸盗(ちゅうとう)・邪淫(じゃいん)・妄語(もうご)・飲酒(おんじゅ)。→五戒(ごかい)
ごう‐あく【強悪】
[名・形動]性質や行いが非常に悪いこと。また、そのさま。「—な人物」「—非道」
ごく‐あく【極悪】
[名・形動]この上なく悪いこと。また、そのさま。「—な犯罪」「—非道」 [派生]ごくあくさ[名]
さい‐あく【最悪】
[名・形動]最も悪い状態であること。また、そのさま。「—な(の)場合」「事態は—だ」⇔最善/最良。 [補説]俗に、「最悪チームの解散もありうる」のように、副詞的に用いることもある。