あい‐えつ【哀咽】
[名](スル)悲しんでむせび泣くこと。悲しみで声をつまらせること。
あい‐えん【哀艶】
[形動][文][ナリ]美しさの中に悲しみの感じられるさま。「あわただしき花の名残の—なるかたも」〈藤村・雅言と詩歌〉
あい‐かん【哀感】
もの悲しい感じ。悲しみや哀れを誘う感じ。「—が漂う」「—を込める」
あい‐かん【哀歓】
悲しみと喜び。「人生の—を共にする」
あい‐しょう【哀傷】
[名](スル) 1 心に深く感じて物思いに沈むこと。 2 人の死を悲しみ嘆くこと。
あい‐せき【哀惜】
[名](スル)人の死など、帰らないものを悲しみ惜しむこと。「—の念に堪えない」
あい‐つう【哀痛】
[名](スル)心から悲しみ嘆くこと。「下に立つ運命に会える者少なからざるを見て、—に堪えず候」〈蘆花・思出の記〉
あい‐とう【哀悼】
[名](スル)人の死を悲しみ悼むこと。「—の意を表する」「友の夭折を—する」
あい‐びん【哀憫/哀愍】
悲しみ哀れむこと。ふびんに思うこと。あいみん。「—の念」
あい‐ぼ【哀慕】
[名](スル)愛する人の死を悲しみ、その人を慕うこと。