ひかん‐てき【悲観的】
[形動]先行きに望みはないと考えるさま。望みのもてないさま。「—な状況」「物事を—に考える」⇔楽観的。
ひ‐がん【悲願】
1 ぜひとも成し遂げたいと思う悲壮な願い。「年来の—が実る」 2 仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が慈悲の心から人々を救おうとして立てた誓い。
ひ‐き【悲喜】
悲しみと喜び。
ひき‐げき【悲喜劇】
1 悲劇性と滑稽感(こっけいかん)とが混在する劇。悲劇的に進展しながら喜劇的な結末に至るもの、悲劇中に喜劇的場面が挿入され悲壮感を倍加するものなどがある。トラジコメディー。 2 悲しみと喜びとが...
悲喜(ひき)交交(こもごも)
悲しいこととうれしいことを、代わる代わる味わうこと。「—いたる」 [補説]一人の人間が喜びと悲しみを味わうことであり、「悲喜交々の当落発表」のように「喜ぶ人と悲しむ人が入り乱れる」の意で使うのは誤り。
ひ‐きゅう【悲泣】
[名](スル)悲しみ泣くこと。
ひ‐きょう【悲境】
悲しい境遇。不幸な身の上。「—を嘆く」
ひ‐きょう【悲況】
悲しい状態。悲観すべき状況。
ひ‐きょく【悲曲】
悲しい音調の曲。
ひ‐げき【悲劇】
1 主人公が運命や社会の圧力、人間関係などによって困難な状況や立場に追い込まれ、不幸な結末に至る劇。トラジェディー。⇔喜劇。 2 人生や社会の痛ましい出来事。「貧困がもたらした—」⇔喜劇。