ああむじょう【噫無情】
黒岩涙香(くろいわるいこう)の翻案小説。ユゴーの「レ‐ミゼラブル」が原作。明治35年（1902）から明治36年（1903）にかけて「万朝報(よろずちょうほう)」に連載。
あい‐じょう【哀情】
悲しく思う心。悲心。「—を催す」
あい‐じょう【愛情】
１ 深く愛し、いつくしむ心。「—を注ぐ」 ２ （性愛の対象として）特定の相手を恋い慕う心。「ひそかな—をいだく」 →愛［用法］ [補説]書名別項。→愛情
あいじょう【愛情】
《原題、(スペイン)Ternura》ミストラルの第二詩集。1924年マドリードで刊行。処女詩集「荒廃」の〈ゆりかご歌〉の章の作品に、子供のための作品を加えて編纂しなおしたもの。別邦題「いつくしみ...
あく‐かんじょう【悪感情】
人に対して抱く不愉快な感情。「—を抱く」
あっ‐かんじょう【悪感情】
⇒あくかんじょう（悪感情）
あたらしきよくじょう【新しき欲情】
萩原朔太郎によるアフォリズム集。副題「情調哲学」。大正11年（1922）刊。
いっさい‐うじょう【一切有情】
「一切衆生(いっさいしゅじょう)」に同じ。
う‐じょう【有情】
《(梵)sattvaの訳》仏語。感情や意識など、心の動きを有するもの。人間・鳥獣など。衆生。→非情 →無情
うつ‐じょう【鬱情】
晴れ晴れしない、うっとうしい気持ち。「それぞれの悩ましい青春の—の発散を志したのであろう」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉
