あい‐の‐むち【愛の鞭】
愛するがゆえに厳しく𠮟りつけること。その人のためを思ってする𠮟責。
あいのゆめ【愛の夢】
《原題、(ドイツ)Liebesträume》リストのピアノ曲集。全3曲。1850年頃の作曲。「三つの夜想曲」という副題を持つ。元は歌曲として作曲したものをピアノ独奏用に編曲。
あいのようせい【愛の妖精】
《原題、(フランス)La Petite Fadette》サンドの田園小説。1848年刊。原題は「小さなファデット」の意で、ファデットは登場する少女の名前。
あいのりょうぶん【愛の領分】
藤田宜永の小説。熟年男女の恋愛を描く。平成13年(2001)刊。同年、第125回直木賞受賞。
愛(あい)は惜(お)しみなく与(あた)う
真の愛は、自分の持つすべてのものを相手に与えても惜しいものではない。
愛(あい)は惜(お)しみなく奪(うば)う
《「愛は惜しみなく与う」をもとにした言葉》人を愛するということは、相手のすべてを奪って自己のものにしようとすることである。有島武郎が評論「惜みなく愛は奪ふ」で主張。
あい‐ば【愛馬】
かわいがって大事にしている馬。
あい‐びょう【愛猫】
1 かわいがって大切にしている猫。 2 猫をかわいがること。「—家」
あい‐ぶ【愛撫】
[名](スル)なでさすっていつくしむこと。「赤ん坊を—する」
あいべつり‐く【愛別離苦】
仏語。八苦の一。愛する者と別れる苦しみ。