あたご‐ごけ【愛宕苔】
クラマゴケの別名。
あたご‐じんじゃ【愛宕神社】
京都市右京区にある神社。祭神は、本宮に稚産日命(わくむすびのみこと)ほか四神、若宮に雷神(いかずちのかみ)ほか二神。防火の神として信仰される。全国愛宕神社の総本社。愛宕権現。 東京都港区にあ...
あたごひゃくいん【愛宕百韻】
天正10年(1582)、本能寺の変の直前に、明智光秀が京都愛宕山の威徳院で興行した連歌。光秀の発句「時は今あめが下知る五月かな」は、「雨が下」と「天が下」をかけて謀反の決意を示したものともいわれ...
あたご‐びゃくさん【愛宕白山】
[感]《「山城の愛宕権現と、加賀の白山(はくさん)権現よ、照覧あれ」の意》固い決意を表す誓いの言葉。あたごはくさん。「—、指もささば堪忍せぬと詰めかくる」〈浄・百日曽我〉
あたご‐まいり【愛宕参り】
愛宕神社に参詣すること。
あたご‐やま【愛宕山】
京都市右京区にある山。標高924メートル。東の比叡山(ひえいざん)と相対する。山頂に愛宕神社がある。あたごさん。 東京都港区芝公園北方の小丘陵。標高26メートル。山頂にある愛宕神社への石段は...
あたご‐れんが【愛宕連歌】
⇒愛宕百韻
あらち‐の‐せき【愛発の関】
福井県愛発山辺りにあった古代の関所。伊勢の鈴鹿、美濃の不破とともに三関の一。延暦8年(789)廃止。
あらち‐やま【愛発山/有乳山/荒血山】
福井県敦賀市の南部の山塊。奈良時代、愛発関(あらちのせき)があった。[歌枕]「八田の野の浅茅色づく—峰の沫雪寒く降るらし」〈万・二三三一〉
いつくし・む【慈しむ/愛しむ】
[動マ五(四)]目下の者や弱い者に愛情を注ぐ。かわいがって大事にする。「わが子を—・む」 [補説]平安時代の「うつくしむ」が、「いつ(斎)く」への連想などの結果、語形が変化し、中世末ごろ生じた語...