ていじょう‐じょうたい【定常状態】
1 流体の速さや電流の強さなど動的現象の物理量が、空間の各点において時間的に変化がなく一定している状態。 2 量子力学で、ある体系のエネルギーが一定に保たれている状態。
ディストレス‐じょうたい【ディストレス状態】
《ディストレスは、distress》ストレスを上手に処理できず、心身が不調に陥った状態。
どう‐たい【動態】
物事の動いている状態。また、変化してゆく状態。「人口の—調査」⇔静態。
なり【形/態】
《動詞「な(成)る」の連用形から》 1 物の形。形状。「—の良い花活け」 2 からだつき。体格。「大きな—をしてみっともない」 3 服装。身なり。なりふり。「学生らしい—をする」「—ばかりを気に...
ネマチック‐じょうたい【ネマチック状態】
《nematic state》液晶の状態の一種。棒状分子の配列が長軸方向にそろっているが、隣どうしは不規則である状態。電圧を加えると分子の配列が乱れて透明度が変わる計器の表示装置や小型テレビ画面...
のうどう‐たい【能動態】
文法で、ある動作・作用について述べるとき、その動作・作用の主体を主語に立てた場合に、その述語の動詞がとる形式。能相。⇔受動態。
はいじょ‐じょうたい【排除状態】
ある国や地域において、特定の伝染病の原因となる土着のウイルス株が存在せず、感染による地域的な循環が生じなくなった状態。日本では平成27年(2015)に麻疹が排除状態にあると認定された。
はっせいき‐じょうたい【発生期状態】
ある元素が化合物から遊離した瞬間に、化学的に大きな活性を示すこと。水素や酸素でみられる。
ばん‐たい【万態】
いろいろの状態。さまざまの姿。「千姿—」
ひじょう‐じたい【非常事態】
普段とは異なる、差し迫った危険のある状態。→国家非常事態