こん‐せい【懇誠/悃誠】
[名・形動]まごころがこもっていること。また、そのさま。「極めて—に、飽くまで痛切に言わねば止まぬ」〈紅葉・多情多恨〉
こん‐せい【懇請】
[名](スル)心を込めてひたすら頼むこと。また、その頼み。「許可を—する」
こん‐せつ【懇切】
[名・形動] 1 細かいところまで心が行き届いて親切なこと。また、そのさま。「—に説明する」「—丁寧な指導」 2 強く願い求めること。また、そのさま。「我れ昔経論を披(ひらき)見るに往生の浄業た...
こん‐たい【懇待】
てあつくもてなすこと。
こん‐だん【懇談】
[名](スル)打ち解けて親しく話し合うこと。「先生と父兄が—する」「—会」
こん‐とう【懇到】
[名・形動]きわめて丁寧で行き届いていること。また、そのさま。懇篤。懇切。「私塾を設立し、親切—に教授しければ」〈福田英子・妾の半生涯〉
こん‐とく【懇篤/悃篤】
[名・形動]懇切丁寧で、心がこもっていること。また、そのさま。「—を極めた追悼文」「—な書状」「—そうな老人」
こん‐ぼう【懇望】
[名](スル)⇒こんもう(懇望)
こん‐めい【懇命】
ねんごろな仰せ。親切な心添え。
こん‐もう【懇望】
[名](スル)ひたすら願い望むこと。こんぼう。「世話役に—される」