はら‐がけ【腹掛(け)/腹懸(け)】
1 職人などがつける、多く紺(こん)木綿の作業衣。胸から腹に当て、細い布紐(ひも)を背中で十文字に交差させてとめるもの。前面にどんぶりと称する物入れをつける。 2 寝冷えを防ぐため、子供の胸から...
ふ‐がけ【踏懸/踏掛】
布帛(ふはく)製の脛巾(はばき)の一種。舞楽の装束に用いる。
ふで‐かけ【筆掛(け)/筆懸(け)】
「筆架」に同じ。
ほ‐かけ【穂掛(け)/穂懸(け)】
1 稲の初穂を田の神・氏神などに供える行事。《季 秋》 2 刈った稲を、稲架(はさ)にかけること。
むち‐かけ【鞭懸(け)】
神明造(しんめいづく)りの破風(はふ)板の上部の、左右から4本ずつ突き出した小さい木。小狭小舞(おさごまい)。
むな‐かき【胸繋/胸懸/鞅/胸掛】
「むながい」に同じ。〈和名抄〉
むな‐がい【胸繋/胸懸/鞅/胸掛】
《「むなかき」の音変化》馬具の一。鞍橋(くらぼね)を固定するために馬の胸から鞍橋の前輪(まえわ)の四緒手(しおで)にかけて取り回す緒。胸懸け。→三繋(さんがい)
ゆ‐がけ【弓懸/弽】
弓を射るときに手の指を保護するために用いる革製の手袋。左右一対の諸(もろ)弓懸、右手にだけつける的(まと)弓懸、右手の小指を除く4指につける四っ掛けなどの種類がある。弦弾(つるはじ)き。ゆみかけ。
ゆみ‐かけ【弓懸/弽】
⇒ゆがけ