きむずかしや【気むずかし屋】
《原題、(ギリシャ)Dyskolos》メナンドロスによる戯曲。紀元前316年、アテナイの祭で初演。邦題は「人間嫌い」ともする。
きょういく【教育】
田中千禾夫の戯曲。昭和29年(1954)、作者自身の演出により俳優座が初演。同年、第6回読売文学賞受賞。
きょうかせいか【狂か聖か】
《原題、(スペイン)O locura o santidad》エチェガライの戯曲。3幕。1877年初演。著者の出世作。
きょうじんなおもておうじょうをとぐ【狂人なおもて往生をとぐ】
清水邦夫の戯曲。副題「昔、僕たちは愛した」。昭和44年(1969)「テアトロ」誌に発表。同年3月、俳優座劇場にて初演。
きりのおと【霧の音】
北条秀司の戯曲。昭和26年(1951)、東京明治座にて新国劇が初演。
きり‐ひとは【桐一葉】
《「淮南子(えなんじ)」説山訓から》桐の葉が落ちるのを見て秋を知ること。衰亡の兆しを感じることのたとえ。《季 秋》「—日当りながら落ちにけり/虚子」→一葉(いちよう)落ちて天下の秋を知る [補説...
きりひとは【桐一葉】
坪内逍遥の戯曲。7幕。明治29年(1896)刊、37年初演。豊臣家の没落を描く史劇。
きんだいのうがくしゅう【近代能楽集】
三島由紀夫による戯曲のシリーズ。能楽を近代劇に翻案した舞台作品群で、昭和25年(1950)から昭和35年(1960)にかけて、「邯鄲」「綾の鼓」「卒塔婆小町」「葵上」「班女」「道成寺」「熊野(ゆ...
きんようもうひ【金羊毛皮】
《原題、(ドイツ)Das goldene Vlies 》グリルパルツァーの3部作の戯曲。1821年、ウィーンにて初演。ギリシャ神話を題材とする。
ぎ【戯〔戲〕】
[常用漢字] [音]ギ(慣) ゲ(慣) [訓]たわむれる ざれる 1 面白半分にふざける。「戯画・戯書・戯文/悪戯・嬉戯・球戯・児戯・遊戯」 2 芝居。演劇。「戯曲」 [難読]悪戯(いたずら)・...