こ‐なんど【小納戸】
江戸幕府の職名。若年寄の支配に属し、将軍に近侍して、理髪・膳番(ぜんばん)・庭方・馬方などの雑務を担当した。小納戸方。→大納戸(おおなんど)
ごう‐こ【郷戸】
律令制の行政区画で、郷を構成する戸。50戸を1里(郷)とし、班田収授や租・庸・調などの賦課はこの区画を単位とした。→郷里制
ごろ‐つき
一定の住所、職業を持たず、あちこちをうろついて、他人の弱味につけこんでゆすり、嫌がらせなどをする悪者。無頼漢。ごろ。 [補説]「破落戸」とも書く。
さかど【坂戸】
埼玉県中央部にある市。もと鎌倉街道の宿場町。東武東上線と越生(おごせ)線の分岐点にあり、宅地化が進む。人口10.2万(2010)。
さる‐ど【猿戸】
1 庭園の入り口などに用いる簡素な木戸。ふつう、皮付き丸太の柱に、横板に竹の押縁(おしぶち)を縦に打ち付けた両開きの扉を取り付けたもの。 2 内側に取り付けた横木を柱の穴に差し込んで閉める戸。 ...
さん‐からど【桟唐戸】
框(かまち)を組み立て、その間に薄い鏡板などをはめた扉。禅宗様建築とともに日本に伝来。
さん‐こ【三戸】
1 非常に少ない戸数。小国のたとえ。「楚は—の小国なれども」〈太平記・三七〉 2 感覚をつかさどる三つの戸口、すなわち目・耳・口のこと。「—ヲヒソムル」〈日葡〉
さん‐ど【桟戸】
裏側に桟や筋違(すじかい)を打ってじょうぶにした板戸。小屋・物置などの戸に用いる。
さんにん‐じょうご【三人上戸】
1 怒り上戸と泣き上戸と笑い上戸。 2 ひな人形のうち、1の表情をしている仕丁姿の三つ一組の人形。
さんばい‐じょうご【三杯上戸】
《酒を猪口(ちょこ)に3杯だけ飲める意》あまり酒が強くない人をいう語。