サンパトリツィオ‐の‐いど【サンパトリツィオの井戸】
《Pozzo di San Patrizio》イタリア中部、ウンブリア州の都市オルビエートにある井戸。16世紀のローマ略奪の際、同地に逃れてきたローマ教皇クレメンス7世により水源確保のためにつく...
ざっ‐こ【雑戸】
律令制で、諸官司に属し、主として手工業的な特殊技術をもって奉仕した集団。多くは、課役の一部または全部を免除された。図書寮の紙戸、雅楽寮の楽戸など。
ザムザム‐の‐いど【ザムザムの井戸】
《Zamzam》⇒ザムザムの泉
しおり‐ど【枝折(り)戸/柴折(り)戸】
折った木の枝や竹をそのまま使った簡単な開き戸。多く庭の出入り口などに設ける。
しとみ‐ど【蔀戸】
1 「蔀1」に同じ。 2 「蔀4」に同じ。
しば‐からど【柴唐戸】
庭の入り口に設ける両開きの戸。框(かまち)を煤竹(すすだけ)で作り、上部の3分の1は割り竹をひし形に組んで藤づるで結び、下部は萩を縦に並べて煤竹の押し縁を当てたもの。
しば‐ど【柴戸】
《「しばと」とも》柴を編んで作った戸。柴の戸。転じて、粗末な住居。
しば‐の‐あみど【柴の編み戸】
「柴の戸」に同じ。「いにしへも夢になりにし事なれば—もひさしからじな」〈平家・灌頂〉
しば‐の‐と【柴の戸/柴の門】
柴を編んでつくった戸、または門。転じて、粗末なすみか。柴の編み戸。柴の門(かど)。柴の枢(とぼそ)。柴の扉。「なごり猶寄せ帰る浪荒きを、—おしあけてながめおはします」〈源・明石〉
しゅ‐こ【守戸】
上代以降、天皇陵の守護・清掃に従事した御陵番。