そこぬけ‐じょうご【底抜け上戸】
非常な大酒飲み。酒豪。「そんならおれももう一盃やらう、と負けず劣らぬ—」〈滑・八笑人・初〉
そら‐じょうご【空上戸】
酒を飲んでも酔いが少しも顔に出ないこと。また、その人。盗人(ぬすっと)上戸。
たい‐こ【大戸】
1 大酒飲み。上戸(じょうご)。「盃上に置いて曰く、郎—と雖(いえど)も鯨口に非ず」〈服部誠一・東京新繁昌記〉 2 律令制で、大戸・上戸・中戸・下戸の四等戸の第一。一戸内に八人以上の正丁がいる戸。
たかいど【高井戸】
東京都杉並区の地名。もと甲州街道の宿駅。
たかのいど【鷹の井戸】
《原題At the Hawk's Well》イェーツの戯曲。1916年、ロンドンのキュナード夫人邸にて初演。日本の能の影響を強く受けた作品で、初演時に鷹を演じたのは、日本人舞踊家の伊藤道郎。
たか‐やりど【高遣り戸】
1 高い所につくった引き戸。 2 清涼殿の南の渡殿にある引き戸。
たけ‐の‐あみど【竹の編み戸】
細い竹または割り竹を編んで作った戸。多く貧しい家をいう。「あやしの—のうちより」〈徒然・四四〉
たじゅう‐りょうしいど【多重量子井戸】
量子井戸の構造を周期的に多層化したもの。青色発光ダイオードや半導体レーザーなどに利用される。MQW(multiple quantum well)。
たに‐の‐と【谷の戸】
谷の入り口。谷口。「—を閉ぢや果てつるうぐひすの待つに音せで春も過ぎぬる」〈拾遺・雑春〉
たん‐こ【蜑戸】
海人(あま)の家。漁家。