はりま‐なだ【播磨灘】
瀬戸内海東部、淡路島と小豆島(しょうどしま)との間の海域。
はる‐ごま【春駒】
《「はるこま」とも》 1 張り子や練り物で馬の頭の形に作ったものに竹をさして胴とし、その端に車をつけた玩具。子供がこれにまたがって遊ぶ。 2 門付け芸の一。正月に各戸を回り、馬の首の形をしたもの...
はるさめ【春雨】
端唄・うた沢節。柴田花守作詞。長崎丸山の遊女の作曲と伝える。嘉永年間(1848〜1854)江戸で流行した。
日本画家、下村観山の作品。絹本着色による六曲一双の屏風。橋の欄干を真横から見た構図...
ハルシャ
《(ペルシア)Persiaから》江戸時代、日本でペルシアを呼んだ名。 [補説]「波斯」とも書いた。
ハルシャ‐がわ【ハルシャ革】
江戸時代にペルシアからオランダ人によってもたらされた染め革。色は黒・黄・紅・緑・赭(あか)など。巾着(きんちゃく)などに作られた。ペルシア革。五色革(ごしきがわ)。
はるたゆう‐ぶし【春太夫節】
浄瑠璃の宮薗(みやぞの)節の一派。初世宮薗鸞鳳軒(らんぽうけん)の弟子の宮薗春太夫が、寛政4年(1792)江戸へ下って創始した。
はるのひ【春の日】
江戸前期の俳諧集。1冊。山本荷兮(やまもとかけい)編。貞享3年(1686)刊。蕉門の連句・発句を集めたもの。俳諧七部集の一。
ハルマわげ【波留麻和解】
日本最初の蘭和辞典。ハルマの蘭仏辞典を和訳。稲村三伯が石井庄助・宇田川玄随らの協力を得て完成。寛政8年(1796)刊。江戸ハルマ。→道富波留麻(ドウーフハルマ)
はん【版】
[音]ハン(漢) バン(慣) [学習漢字]5年 〈ハン〉 1 板。「版築」 2 文字を書く木の札。戸籍簿。「版籍・版図(はんと)」 3 印刷のために文字や絵を彫った板。「版画・版木(はんぎ)/...
はん【藩】
1 江戸時代、大名が支配した領域およびその統治機構。「長州—」 2 明治元年(1868)維新政府が旧幕府領に府・県を置いたのに対し、旧大名領をさす公称。