ひにん‐てか【非人手下】
江戸時代、庶民に科した刑罰の一。非人身分に落とし、非人頭(ひにんがしら)の配下に編入した。
ひ‐ぬま【涸沼】
茨城県水戸市南東にある堰(せ)き止め湖。周囲22キロメートル、面積9.35平方キロメートル、最大深度6.5メートル。那珂川に注ぐ涸沼川が砂州で堰き止められてできた。満潮時には海水が逆流する。富...
ひねり【捻り/拈り/撚り】
1 ひねること。ねじること。「腰の—が足りない」 2 趣向をこらすこと。一工夫すること。「—のきいた台詞(せりふ)」 3 「御捻(おひね)り」に同じ。 4 相撲で、腕の力で相手をねじるようにして...
ひの‐しょうにん【日野商人】
滋賀県蒲生(がもう)郡日野町から各地に行商に出た近江(おうみ)商人。室町末期から江戸時代に発展、主に椀(わん)・蚊帳(かや)を商った。
ひのせっぷん【火の接吻】
戸川昌子のミステリー小説。副題「26年目の不信の再会」。昭和59年(1984)刊行。
ひ‐の‐ばん【火の番】
1 火事に備えて番をすること。また、その人。《季 冬》「—の障子に太き影法師/虚子」 2 江戸幕府の職名。目付の支配に属し、江戸城内の火事の警戒にあたった。 3 大奥の女中職の一。各部屋の火の用...
ひ‐の‐ふだ【火の札】
1 神社などで出す、火災よけの札。 2 放火の予告を書いて、相手の家の門戸に貼ったり、付近の路上に捨てておいたりする札。「聞けばお手前に—を打ったとある」〈伎・仏の原〉
ひのまる‐のぼり【日の丸幟】
白地に赤く日の丸を描いたのぼり。八幡船(ばはんせん)や戦国の武将たちの旗印として用いられ、安政元年(1854)江戸幕府は日本船の印と定めた。
ひび・く【響く】
[動カ五(四)] 1 音・声があたりに広がり伝わる。「大砲の音が—・く」 2 反射して聞こえる。反響する。「こだまが—・く」 3 余韻が長く続く。「鐘の音が—・く」 4 振動が伝わる。「爆発の衝...
ひびや【日比谷】
東京都千代田区南部の地名。日比谷公園がある。江戸時代以前は入り江であった。