まち‐やくにん【町役人】
江戸時代、身分は町人で、町奉行の支配下に、都市の民政をつかさどった役人の称。名称は都市によって異なった。町名主・町年寄・町代の類。町役。ちょうやくにん。
まち‐やしき【町屋敷】
1 町にある屋敷。 2 江戸時代、町人の住む屋敷。町奉行の支配下にあった。
まち‐やっこ【町奴】
江戸初期、旗本奴に対抗して、はでな服装で江戸市中を横行した町人出身の侠客。男伊達(おとこだて)。→旗本奴
ま‐ちゅうこ【真中古】
瀬戸焼の2代目藤四郎基通が焼成したと伝える茶入れ類。釉(うわぐすり)は柿黒。口造りが華奢(きゃしゃ)で、糸切りが荒い。
まち‐よりき【町与力】
江戸時代、町奉行の支配下にあり、同心を指揮して、町奉行の事務の分掌、江戸市中の警戒・保安および犯罪者の逮捕などに当たった者。
まつい‐げんすい【松井源水】
大道芸人・香具師(やし)。元祖玄長は越中の薬売り。延宝・天和(1673〜1684)のころ、4世源水が江戸に出て以来、代々浅草を本拠に居合い抜き・曲独楽(きょくごま)などを行いながら歯薬などを販売した。
まつお‐でら【松尾寺】
大阪府和泉(いずみ)市にある天台宗の寺。山号は、阿弥陀山。弘文元年(672)役の小角(えんのおづの)が創立、のち、泰澄が中興したと伝える。境内に一ノ谷の戦いの戦死者をまつった首堂がある。松尾観...
まつご‐ようし【末期養子】
江戸時代、後嗣のない武家が一家の断絶を避けるため危篤状態になってから急に願い出る養子。急養子。
まつだいらちょうしちろうえどにっき【松平長七郎江戸日記】
村上元三の時代小説。徳川家光の架空の甥(おい)、松平長七郎が、江戸の町のさまざまな事件を解決する。昭和38年(1963)刊行。テレビドラマ化もされている。
まつど【松戸】
千葉県北西部の市。住宅・商業都市。水戸街道の宿場町、江戸川水運の河港として発達。人口48.5万(2010)。