みみぶくろ【耳嚢/耳袋】
江戸中期の随筆。10巻。根岸鎮衛(ねぎしやすもり)著。佐渡奉行・勘定奉行・町奉行を務めた著者の見聞録で、未刊ながら写本で伝わる。
みむろと‐じ【三室戸寺】
京都府宇治市にある単立(本山修験宗系)の寺。山号は明星山。西国三十三所第10番札所。宝亀年間(770〜780)光仁天皇の勅願により行表が開山、御室戸寺と称した。のち、花山・三条・白河3帝の離宮と...
みめぐり‐じんじゃ【三囲神社】
東京都墨田区にある神社。創建年未詳。祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。江戸時代の俳人宝井其角(たからいきかく)が、「夕立や田を見めぐりの神ならば」の句を奉納したところ、たちまち雨が降ってひ...
みや【宮】
名古屋市熱田区の神戸(ごうど)町・伝馬(でんま)町付近の古称。熱田神宮の門前町、東海道五十三次の宿駅で、桑名への七里の渡しの乗船場があった。
みやがわ‐は【宮川派】
浮世絵の流派の一。宮川長春を祖とし、江戸中期に活躍、勝川派に受け継がれた。
みやけ‐ざか【三宅坂】
東京都千代田区南西部、内堀通りの桜田門から半蔵門に至る坂。また、その一帯の称。江戸時代に三河田原藩三宅氏の藩邸があり、明治中期から陸軍省が置かれた。
日本社会党
または社会民主党
のこと。昭...
みやこ‐ぶし【都節】
日本音楽の音階の名称。半音を含む五音音階のことで、主に江戸時代の都会に発達した音楽に用いられる。明治中期に上原六四郎が命名。陰旋法。→田舎節
みやざき‐やすさだ【宮崎安貞】
[1623〜1697]江戸前期の農学者。安芸(あき)の人。筑前福岡藩に仕え、のち辞して農業を営み、西日本各地を巡って農業に関する見聞を収集。「農業全書」を著した。
みやじま‐すいぞくかん【宮島水族館】
広島県廿日市(はつかいち)市にある水族館。昭和34年(1959)開館。瀬戸内海国立公園内に位置する。愛称、みやじマリン。
みやち‐しばい【宮地芝居】
江戸時代、臨時に許可を受けて、社寺の境内で興行した小屋掛け芝居。種々の規制を受け、回り舞台・引き幕なども禁じられた。小芝居。宮芝居。