りゅう‐えい【立纓】
冠の纓(えい)が上を向いて立っているもの。江戸時代以降、天皇が用いた。
りゅうおん‐じ【竜穏寺】
埼玉県入間郡越生(おごせ)町にある曹洞宗の寺。山号は、長昌山。開創は永享2年(1430)。開山は無極慧徹。開基は足利義教。江戸時代、曹洞宗大僧録司に任ぜられて末寺を統括。
りゅうきょうしんし【柳橋新誌】
成島柳北の随筆。3編。明治7年(1874)初・2編刊。初編は幕末の江戸柳橋(やなぎばし)の花街風俗を描き、2編は明治維新後の柳橋を舞台に文明開化を風刺したもの。3編は発行禁止となり、序文だけが残る。
りゅう‐きん【琉金】
金魚の一品種。体は短くて丸く、尾びれが大きく、赤色か赤白の斑。中国の原産。江戸時代に琉球を経て渡来。おなが。
りゅうこつ‐しゃ【竜骨車】
《形が竜骨1に似るところからいう》揚水機の一種。長い樋(とい)の中にベルト状の軌道を設け、そこに取り付けた多数の板を循環させて水を高所に上げる装置。中国から伝わり、江戸前期、近畿地方の農村で広く...
りゅうししんろん【柳子新論】
江戸中期の思想書。1巻。山県大弐著。宝暦9年(1759)成立。柳子という架空の人物に託し、朱子学的大義名分論の立場から幕府を批判し、勤王思想を主張した書。
りゅう‐たい【留滞】
[名](スル)同じ所にとどまること。また、同じ状態のままで進展しないこと。停滞。滞留。「唯毎戸に—して」〈福沢・文明論之概略〉
りゅうつうかがく‐だいがく【流通科学大学】
神戸市にある私立大学。昭和63年(1988)の開設。
りゅうど‐すい【竜吐水】
1 消火用具の一。水を入れた大きな箱の上に押し上げポンプを備えたもので、横木を上下させて水を噴き出させる。オランダからもたらされ、名は竜が水を吐くのに見立てたことによる。江戸時代に町火消しに支給...
りゅう‐もん【竜紋/竜文/竜門/流紋】
1 想像上の動物である竜をかたどった文様。 2 太い糸で平織りにした絹織物。織り目は斜めで地は厚い。江戸時代には袴(はかま)や帯地などに用いた。