ろう【蝋】
[人名用漢字] [音]ロウ(ラフ)(呉)(漢) みつろう。ろう。ワックス。「蝋燭(ろうそく)/鯨蝋・屍蝋(しろう)・封蝋・蜜蝋(みつろう)・木蝋」 [補説]人名用漢字表(戸籍法)の字体は「蠟」。
ろう‐あらため【牢改め】
江戸時代、役人が牢内を点検して回ること。また、その役人。牢内改め。
ろう‐こう【老公】
年老いた貴人を敬っていう語。「水戸(みと)の—」
ろうさい‐ぶし【弄斎節】
《弄斎という僧侶が隆達(りゅうたつ)節を変化させて始めたところからという》江戸初期の流行歌謡。京都の遊里で発生し、のち江戸でも流行。はやり歌の三味線伴奏と七七七五の詞形の確立を促し、地歌・箏曲(...
ろう‐じゅう【老中】
江戸幕府の最高の職名。将軍に直属して政務一般を総理した。ふつう、2万5千石以上の譜代大名の中から4、5名が選ばれ、月番制で政務の責任者となり実務を行った。宿老。執政。
ろうじゅう‐かく【老中格】
江戸幕府の職名。老中の定員外にあって、老中の資格で政務に携わった者。老中並。
ろう‐てがた【牢手形】
江戸時代、出牢の許可証。
ろう‐なぬし【牢名主】
江戸時代、囚人の中から選ばれ、長として牢内の取り締まりなどに当たった者。牢内名主。
ろう‐にん【浪人】
[名](スル) 1 古代、本籍地を離れ、他国を流浪している者。浮浪人。 2 (「牢人」とも書く)中世・近世、主家を自ら去ったり、あるいは失ったりした武士。江戸時代には幕府の大名取りつぶし政策など...
ろうにん‐あらため【浪人改】
江戸時代、浪人の身上を取り調べること。また、取り調べにあたる役人。