あい‐の‐て【合(い)の手/相の手/間の手】
1 邦楽で、歌と歌の間に、三味線などの伴奏楽器だけで演奏する部分。 2 歌や踊りの調子に合わせて入れる手拍子や囃子詞(はやしことば)。 3 相手の動作や話の合間に挟む別の動作や言葉。「—を入れる...
カッワーリー【(ウルドゥー)qawwali】
イスラム教神秘主義スーフィズムに依拠する宗教歌謡。胡坐(こざ)した複数の歌い手が、ハーモニウム・太鼓・手拍子などをバックに、神アッラーへの賛歌を歌う。→スーフィー
こ‐うた【小歌】
1 平安時代、公的な儀式歌謡の大歌に対して、民間で流行した歌謡。また、五節の舞の伴奏歌曲である男声の大歌に対して、その前の行事で女官がうたう小歌曲をいう。 2 室町時代、民間に行われた手拍子や一...
コーラー【caller】
1 スクエアダンスで、次の動作の指示を出す人。 2 パラスポーツで、競技選手にさまざまな指示を出す人。 ㋐ブラインドサッカーで、相手のゴール裏に立ち、オフェンスの選手にゴールまでの距離や角度を伝...
さんさ‐しぐれ【さんさ時雨】
宮城県仙台地方の民謡。江戸中期から祝儀歌として流行。本来は手拍子だけの歌で、三味線の伴奏がつくのは明治以降。
さんさんなな‐びょうし【三三七拍子】
手拍子の一。3拍、3拍、7拍のリズムを繰り返すもの。
しあわせ‐びょうし【仕合はせ拍子】
うまいぐあいに幸運にめぐりあうこと。「手拍子に口拍子、—の三三九度」〈浄・寿の門松〉
しだら
《「したら」とも》 1 歌や舞に合わせて手を打つこと。手拍子。 2 手拍子を打って歌う子供の遊び。
て‐じめ【手締め】
取引や相談の成立、また、一般に事が成就したのを祝ってする手拍子。
はや・す【囃す】
[動サ五(四)]《「栄やす」と同語源》 1 手を打ったり、声を出したりして歌舞の調子をとる。「手拍子を打って—・す」 2 囃子(はやし)を奏する。「笛太鼓で—・す」 3 声をそろえてあざけったり...