しお‐で【四緒手/四方手/鞖】
馬具の名。鞍の前輪(まえわ)と後輪(しずわ)の左右の4か所につけた、金物の輪を入れたひも。胸繋(むながい)、尻繋(しりがい)を留めるためのもの。
しきて【敷手】
雅楽。高麗楽(こまがく)。高麗壱越(いちこつ)調の中曲。舞は四人舞。渤海(ぼっかい)の貢ぎ船を歓迎して作ったという。番舞(つがいまい)は裹頭楽(かとうらく)。重来舞(しきまい)。
しじゅうはっ‐て【四十八手】
1 相撲で勝負をきめる技の総称。古法では、頭による反り、手による捻(ひね)り、腰による投げ、足による掛けの四手に、それぞれ12種の変化があるとする。現在、日本相撲協会は、82種を決まり手と定めて...
した‐て【下手】
《「したで」とも》 1 位置・方向が下のほう。特に、風下・川下などをいう。しもて。⇔上手(うわて)。 2 相手より地位や能力が下であること。また、その地位など。 3 へりくだること。⇔上手(うわ...
し‐て【仕手/為手】
《「し」はサ変動詞「する」の連用形。「仕」は当て字》 1 あることをする人。やりて。「世話の—がない」 2 (ふつう「シテ」と書く)能・狂言の主人公の役。また、その演者。中入りのあるときは前ジテ...
しで【四手/垂】
《動詞「し(垂)ず」の連用形から。「四手」は当て字》 1 玉串(たまぐし)や注連縄(しめなわ)などにつけて垂らす紙。古くは木綿(ゆう)を用いた。→〆の子 2 白熊(はぐま)の毛で作った払子(ほっ...
しの‐ごて【篠籠手】
鎧(よろい)の籠手(こて)の一。篠金物(しのがなもの)を取り付けたもの。
しのび‐で【忍び手/短手】
《「しのびて」とも》音の出ないように打つ柏手(かしわで)。神式の葬祭で行う。
しはいかとうろく‐せんしゅ【支配下登録選手】
日本のプロ野球で、球団に所属することが公示された選手。育成選手は含まない。1球団につき70人まで登録できる。支配下選手。
しも‐て【下手】
1 下の方。下座(しもざ)の方。「—に座をとる」⇔上手(かみて)。 2 川の流れていく方。下流。⇔上手(うわて・かみて)。 3 芝居の舞台の、客席から見て左の方。⇔上手(かみて)。